一昨日、岐阜県から中学2年生15名が見学に訪れた時は須弥壇も仕上がっていませんでしたが、昨日1日の仕事で本体部分はだいたい出来上がりました。

5月18日の記事では小柱を立ち上げてその周辺の彫刻を取り付ける段階の写真まで載せてましたが、その日の夕方には上の写真のように宮殿を設置するところまで進んでいました。

宮殿設置後、先に障子骨と腰蒔絵を取り付けていた脇障子と脇長押を取り付け、

そこから上の写真の段階までは一気に組み上げます。両サイドの半丸と長押、半丸と狭間彫り、脇戸や脇障子の取り付け位置や開閉チェックなど、須弥壇の上で小柱を立ち上げ始めてから上の写真の段階まで組立てを進める前には、各パーツへの金具打ちや彫刻取り付けとは別に、10項目前後に及ぶ確認・微調整等の下準備を行なっています。
そのため大抵の場合、須弥壇を設置する前後で本体組立ての進行がしばらく止まっているようにみえます。
さて、仏壇の組立てはこのあたりまで進むと、仕上がりまでの残り時間をかなり正確に見積もることができるようになり、気持ちとしては少し楽になるとともに、この後に続く仏壇作りの段取りについて考慮する必要が出始めます。
今年の仏壇作りは全般的に見て、木地を塗り工程へ渡すタイミングが早めで、昨年に比べると無理なく稼働していると思われます。やはり、仏壇製造の要は本体の塗り工程なんだなぁとつくづく思います。


















