昨日引取ってきた仏壇は、彫刻など、一部のパーツを再利用するため、取り外して洗浄しました
→9月12日:特注仏壇の製作を始める前に・・・引取ってきた仏壇の彫刻の再利用
狭間・中欄間の彫刻は塗り〜金箔押しをしていない木のまま(白木)の彫刻で、昨日洗浄した須弥壇周辺の彫刻とは異なる特殊な洗浄液で今日洗浄しました。

この洗浄液についての詳細は企業秘密・・・。白木洗いはめったにしないので、私も実はまだ知らないことがいろいろあります。
上向きでホコリが染み付いている部分は何度かに渡って洗浄液を塗らないといけないようです・・・。
伝統的工芸品
昨日までの組立作業により、今日やることは雨戸に八双・カンヌキなどをつけることにほぼ絞られました。
この部分の取り付けは、何かトラブルがない限り、仏壇組立の中で最後の最後に行うようにしています。
特に理由はありませんが、「シメ」って感じがしますので(笑
ともかく、仏壇の組立としてはこれで終わりということです。
売り場に陳列している同じ宗派の仏壇に飾っている仏具から輪灯・灯篭・撞播瓔珞(どうばんようらく)を取り出してきて、それらを吊り下げるヒートンを取り付ける作業も済ませました。
伝統的工芸品としての検査を受ける必要がありますが、これは書類を揃えてから…ということになりそうです。
無事に終わってよかった・・・。
今日は、昨日からの続きで小柱を立て、宮殿設置など、本体の組立を一気に進めていきました。
昨日の記事では写真を撮っていなかったので、何のことやら分からない部分も多かったかもしれません…。
上の写真で立っている小柱の上をつなげている部品は「ヒラゲタ」といって、小柱の上の端から出ている鉄釘のツノは、ヒラゲタに開いている穴を通って上に出ています。ヒラゲタの上に載せる宮殿(屋根)の下の端は「大枡(だいます)」という部品があり、そこにはヒラゲタと同じ大きさの穴が開いています。ヒラゲタの上に出ている小柱のツノは、この大枡の穴の中におさまることによって宮殿とヒラゲタから下の部分が組み合わさるようになっています。
ヒラゲタに開いている穴は、須弥壇に小柱を立てる穴を開ける時にも活躍します。
その穴の配置どおりに須弥壇に穴を開ければ、小柱は須弥壇に対して垂直に立ち上がります。
小柱の上部に繰り上げ彫り、獅子・象の彫刻などを取り付けると、上の写真のようになります。
今日はさらに、両脇の脇障子・脇長押からはじまって、半丸・長押・狭間など組立てました。
今日はいよいよ、須弥壇の上に小柱を立てるための穴を開け、小柱を立てる作業を始めました。
小柱は、中央に立てる短いものが8本、両脇に立てる長いものが6本の計14本あり、それぞれの柱は須弥壇に対して垂直に立ち上げることが求められます。
小柱の上下の端には鉄釘の頭を取ったものがそれぞれ刺さっていて、下につけた鉄釘を、須弥壇に開けた穴に差し込めば、小柱を立てることができます。
ささっている鉄釘の向きをペンチで微調整しながら、小柱が須弥壇に対してまっすぐに立つようにしました。

只今絶賛勉強中。
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