昨日までに須弥壇を組み立て終わったということで、今日は半丸・中柱といった柱と長押などのほぞ組を確認し、キツ過ぎている部分は調整を行うことにしました。
最終組立が走りはじめると、完成までは9〜10日程度でいいと考えられています。
今年いっぱいは、仏壇の最終組立に集中して頑張ります☆
前開き
あさっての納品が迫っているこの仏壇ですが、今までになく苦戦しています。
お洗濯した仏壇の組立では、下段・中段・須弥壇など、仏具を飾る各段の前後・左右に傾かないように注意を払う必要があります。
組立が1段階進むたびに、水平器を何箇所か置いて、傾きが出てないかを調べます。
中段のような広い面積のパーツは、中央の仏具を飾る部分における水平をキープすることに集中します。
須弥壇では中央と脇に段差がある「須弥段違」の場合、脇と中央でそれぞれ水平をキープする必要があります。
まずは、既にメッキ業者から納品されている錺金具の梱包を解いて検品し、雨戸・障子の蝶番は軸を抜いてそうじしました。
どの金具をどこに打つのかを確認するため、パソコンに保存している引取り前の状態を撮影した画像も印刷しました。
本格的な組立は明日からですが、またしてもタイトなスケジュールです・・・。
この仏壇、3月からちょっとずつ、様々な仕事の合間に組立ててきましたが、今日とうとう完成しました。
今日の時点で残っていた仕事は、雨戸に蝶番などを打ちつけて吊り込む部分だけになっていました。
ケメ金を施した戸表の金具の他、この仏壇の場合は金箔押ししている方の「戸裏」にも金具を打ってから吊り込みました。
「7枚打ち」の障子と合わせて、このような仕様は相当派手な印象。
戸裏に金具を打つ仕様は、岐阜・三重・愛知といった東海地方の各県で好まれます。
雨戸を閉めてみると、漆塗りの中にあって雨戸の金具の図柄に入った金箔や、本消しメッキしている八双の座金がよく目立っています。
これで、この仏壇は完成。
伝統的工芸品や組合合格壇は毎月、原則として5がつく日が検査日で、この仏壇も来月5日に検査を受けることにしています。それを終えて初めて、この仏壇は「伝統的工芸品」であると証明されるわけです。
検査まで少し日があるので、その間はきちんと梱包して、キズなどが出ないようにしておきます。

只今絶賛勉強中。
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