堂造り
上・下の台輪、中敷、中段、障子、向板、側板の両端の四分一・見切など、交換するパーツは多岐に渡ります。
それだけ、補修にかかる日数も長く見積もらないといけないので、なるべく早く木地師に木地を手渡さないといけません。
とはいえ、職人さんが休む日曜日では手も足も出ません・・・。
明日、早いうちに連絡して木地を引き渡すようにするしかありません。
何かと日数がかかっていた堂造りの組立ても、ようやく終わりが見えてきました。
今日は、障子の金具打ちと吊り込みをしました。
今回はお客様の指定で、下の方には蒔絵が、中央には彫刻を付けました。
下の方に横桟を入れて枠を作り、そこに蒔絵を付ける仕様は「腰付き」と呼ばれています。
腰には、蒔絵板とともに「ランセン」という枠をはめ込んでいて、表だけでなく、簡単なものとはいえ、裏にも蒔絵が蒔かれています。
障子の中央にある彫刻は、「中欄間」と呼ばれています。
昔は流行った時期もあったそうですが、最近では新品で中欄間付きという仕様は少なくなりました。
通常の障子に比べると、このような中欄間や腰がついた障子は重量があり、横桟が多いために頑丈な作りになっています。
続きを読む今日は、堂造りのパーツのうち、遅れていた障子がついに揃い、本体部分を一気に仕上げていきました。
両サイドには脇障子と中柱が脇長押でつながり、脇長押は半丸と長押のつなぎ目付近でつながっています。太い半丸のため、後ろにある中柱・脇長押は見えません。
堂柱と中柱の間隔は少なくて、別になくてもいいような気もしますが、お客様の指定なので仕方ない・・・。
脇長押の上にも長押の上と同様に狭間のような彫刻が入っています。この彫刻は「脇狭間(わきざま)」と呼ばれています。
狭間の彫刻は、親鸞聖人の伝記の一部が図柄として採用されています。
上台輪を設置した後で、堂桝・天井を設置しました。
ようやくこれで、本体部分が完成しました。後は障子のみです♪
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今日は、この仏壇の検査日でした。
伝統的工芸品と、組合合格壇は、彦根仏壇事業協同組合の中での検査に合格しないと、伝統的工芸品、または組合合格壇として表示することができません。
仏壇はまだ未完成でしたが、揃っているパーツを並べて検査してもらいました。
本来は、完成品で検査を受けないといけないんですが・・・。
3人の検査員は、各工程ごとに担当した職人さんの署名・捺印が入った書類を確認しながら仏壇の出来栄えをチェックし、問題がなければごみ取り板の内側と向板に1箇所ずつ、焼印を打ちます。
焼印の他、伝統的工芸品であることを証明するものとして、仏壇の左側面の上部にシールが貼られ、、証書が交付されます。
順番が逆になってしまいましたが、後はこれを完成品にするのみです・・・。

只今絶賛勉強中。
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